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2007年09月28日

ゲルマン人について調べてみました。

ゲルマン人(ゲルマンじん、German)は、現在のドイツ北部・デンマーク・スカンジナビア南部地帯に居住していたインド・ヨーロッパ系を祖先としインド・ヨーロッパ語族 - ゲルマン語派に属する言語を話す諸集団の事を指す。古代時代にはローマ帝国を脅かす蛮族として、中世にはローマ人(ラテン人)・キリスト教文化との混合によって中世ヨーロッパ世界を形成した。

現代においては、ドイツ・オーストリア・オランダ・スウェーデン・ノルウェー・デンマーク等に住む人々、イギリスのアングロ・サクソン人・ベルギーのフラマン人・フランスのアルザス人・イタリアの南ティロル人がこの集団の系譜を引いているが、何れの勢力も長い歴史の中で複数の部族間の離合集散や異民族との混血を繰り返しており、古代のゲルマン人と同一の存在とは言えない。

因みに狭義としてドイツ人(オーストリア人、ドイツ語圏スイス人をふくめる)の意で用いることも多い。ゲルマン人の一分派であるイングランド人が英語でドイツをGermanyと呼ぶのは、この狭義解釈に基づいている。

元来はローマ帝国によるゲルマニア地方に居住する諸部族に対する他称である。彼ら自身は、同じコーカソイド人種に属し、用いる言葉(ゲルマン語派)や文化面において一定の共通性が存在したものの、「ゲルマン人」としての同族意識を持つ民族共同体を形成していたわけではない。後述する通りアングロ・サクソン人やゴート人という部族名こそ、いわゆる民族名であり、ゲルマン人というのはそれらゲルマニア地方出身の諸民族を総称する際に用いられた用語に過ぎず、民族として存在していたとは言い難い。しかし近代ドイツにおける民族主義の勃興に伴い、古代の時点で「ゲルマン民族」という統一された民族共同体が存在しており、ドイツ民族はそのゲルマン民族の血統を継ぐ優秀な民族であるとする説が唱えられる様になった(ドイツナショナリズム)。この明確な根拠を伴わない政治的イデオロギーに満ちた「ゲルマン民族」は第二次世界大戦期のナチス時代に最も盛んに喧伝され、アーリアン学説と並んでナチスの人種政策の根幹を成した。

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