2009年6月16日

好色一代男のあらすじ

江戸時代文学の最高峰の一つと評されることもある本作品だが、実際に読んでみると、官能性が非常に高く、有り体に言ってしまえばポルノグラフィである(本作品の最終エピソードの表題は『床(とこ)の責道具(せめどうぐ)』である)。

当時、草双紙の中には、各地の遊里の様子を案内する「評判記」と呼ばれるものが多く発行されていた。評判記は、高名な遊女の様子や遊里での遊び方などを取り扱っており、興味本位的な内容と言ってよかった。しかし、本作品『好色一代男』は、評判記とは大きく異なり、高名な遊女や遊里の様子を扱っていても、それは理想の生き方を描写するためのものであり、遊女や遊里そのものを描くためではなかった。また、評判記は京・大坂・江戸の遊里を中心としていたが、本作品では三都以外の遊里も数多く取り上げられている。これには、西鶴自身が放浪の旅に出て各地の遊里を訪れた経験が活かされているとする意見がある


巻一、巻二は、7歳から20歳の青年期まで14章。わずか7歳で腰元に恋をして性を知り、従姉、隣の女房、念者、撞木町の遊女、兵庫の湯女、清水坂の私娼、仁王堂の飛子、後家、人妻、奈良木辻町の遊女、街道のとめ女、江戸の私娼、貧しい家の入り婿まで。19歳の時に父から勘当を受けた。巻三、巻四は、21歳から34歳まで14章。橋本の私娼、京の妾、鞆の髪長、小倉のたたじやう、下関の稲荷町、大坂の蓮葉女、大原の雑魚寝、寺泊の遊女、坂田の勧進比丘尼、しやく、干瓢、県御子、水戸の御蔵の籾挽、追分の遊女、江戸の屋敷女中、京の十日限の手かけ、島原の遊女、死人の爪商など。諸国を放浪して色道修業に励む。巻五から巻八は35歳から60歳まで26章、母親から父親の遺産25000両を譲渡され、島原の吉野、好三笠、藤娘、初音、野秋、元の高橋、今の高橋、薫、吉崎、新町の夕霧、御舟、和州、吾妻、吉原の吉田、小紫、高雄など有名な遊女が登場し、いきの世界が描かれる。長崎の丸山を最後に天和2年神無月末、同行7人、山盛りの宝と責め道具を好色丸に積み込みに、海の彼方にあるという女だらけの「女護が島」をめざして船出し、それきり消息が絶えた。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
庶民男性の一つの理想的な生き方だそうです。一度読んでみたいものです。

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